2017-01-01から1年間の記事一覧

2017年の良かった映画10

1. アスファルト真っ白な曇り空の寒い日に映画館で見た。どこを思い出しても全方位に愛があるのでとても見るのが気持ちいい、幸せ。本当、めちゃ大好きな映画に出会ってしまった。本当に幸せなことは、登場人物みんなを愛せるってとこで、そういう映画って多…

家を決めた

住む家を決めた。 まだ退去してないので内見もしてないけど、決めた。カンと勢いで!わたしは何となく選んだものであまり失敗したことはない。 決めては、メイン部屋にある2つの窓と、脱衣所があるとこ、何よりも、駅に近いこと! 決めたらもう肩の荷がすっ…

好きな音楽がある限り、好きな小説がある限り、好きな人がいる限り、ゾンビの血を吸ってまで生きる意味があるのだろう。

“Only Lovers Left Alive” 「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライブ」/ジム・ジャームッシュ 長く生きれば生きるほど、人は孤独を知るのだろう。何世紀もの時を生きてきた彼らからただようじっとりとした寂しさが、ポーティスヘッドの音楽のように終始空気…

明日には忘れてしまうような会話を、人は毎日繰り返している

"Coffee And Cigaretts”/ジム・ジャームッシュ コーヒーとタバコを嗜む人々の些細なオムニバスの会話劇。特別な話をしているわけではない。起承転結を大事にしてる映画なら、きっと想像の中に留めるだけの、映像にさえならないパートだろう。それでもこれは…

かもめ食堂

かもめ食堂を見た。 旅行でヘルシンキへ行くことになったので久しぶりにこの映画を見た。私にとって「フィンランド」といってまず思いつく映画はこの「かもめ食堂」だ。 「かもめ食堂」のロケエピソードが語られる片桐はいりの「わたしのマトカ」というエッ…

たかが10分、されど10分

映画『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』 10ミニッツ・オールダーは、15人の監督が10分間で“時間”をテーマに撮影・制作したコンピレーションフィルム。 チェコ映画について調べていたときにたまたま見つけた。10分だから難解で地味な映像で…